足裏の柔らかしさがこころの柔らかさ?

8月も後半に入り、そろそろ足元が秋の気配を感じる靴に移行しつつあるのでしょうか?
私は夏の終わりごろから足の冷えを感じるようになるので、靴の模様替えを考える時期に入りました。

こんにちは
アンティエールの三田です。

夏の暑さから素足のサンダルなどで過ごされた毎日。
これから少しずつ足の状態を見ながら、体調管理をしていくのはどうでしょうか?

体調管理と言っても、健康志向の今は、何かと管理は十分されているかと思います。
年齢の重ねた更年期などに起こりやすい、ココロの管理はされていますか?
いつでも見やすい素足の時期に、東洋医学の視点でゆっくり足裏観察をしていきましょう。

カラダだけでなく、ココロの状態も映し出す?

足裏の反射区はココロや気持ちも反映します。
反射区を押すと、違和感があるけれど、カラダの自覚症状が全くないというとき、臓器や器官を当てはめて考えるのではなく、自己の心情を振り返ってほしいと思います。

文句や愚痴など気安くこぼせずに、飲み込んでしまったネガティブな感情はないですか?
本当の言いたいことが言えなく、飲み込んでしまっていることもです。

『病は気から』というように、飲み込んでしまってはカラダは静かにむしばんでいくと言われています。

ネガティブな感情は、その種類により蓄積する臓器が決まっていると表現もされます。

反射区は各臓器への感情の蓄積状況をも、反映していると考えられ、何らかの違和感がある場合、それはカラダからのメッセージなのです。
これ以は危険!とか、吐き出す時だ!とか、その臓器よりも一早く知らせていると考えられるのが足裏の反射区です。

例えば・・・
・土踏まずが重くだるいのだが、胃の不調は感じない
・肺には問題がないようだけど、肺の反射区に大きな魚の目ができる
などなど・・・

足の甲側や内側、外側にも反射区はある

土踏まずは背骨の湾曲と密接し、内外くるぶしの近くは子宮や卵巣エリアとなっています。
内くるぶしがむくみ、ぐりぐり押すと痛みを感じたりしませんか?

足裏に比べ、筋肉・骨格系の反射区が多く特徴があります。

内側のアーチの形(土踏まず)はその人の背骨のS字の湾曲を反映し、アーチ型の低い人は実際に湾曲が少なく、ストレートネックや腰痛や背中の痛みなどに悩みやすいです。

さらに、アーチの下についている足底筋の厚さは、背中の筋肉量、硬さや弾力性は腰・背部の筋肉の状態を反映しています。

そして、愛指のタコや魚の目は心理的な意味があります。
歯や歯茎などの炎症がなくても、食いしばりがちなことを意味し、左右のタコの数が違う場合は、片方での食いしばりが多く、肩凝りや頭痛に繋がってきます。

最近は食いしばりの方が多く見られます。
実際、足裏には魚の目が存在していますので、魚の目のケアをすることで凝りが軽減してくるかもしれませんよ!

足のネイルだけではなく、足全体を見て、ご自分の足の状態から自分のカラダの把握をしっかりとしていくことで、未病は防げます。

足裏の硬さや色、温度などチェックしてココロの管理をしてあげてください。

対処法を知れば、その感情に振り回されず、心地よく優雅に過ごしていけると思います。

余裕のある大人を目指し、自己セルフでチェックしていきましょうね。