3つの循環ケア
こんにちは
アンティエールの三田です。
カラダとこころを根本から整えるには3つの要素が必要になります。
余分な力が抜けて血流が良くて滞りのないカラダの状態にすると、治癒の力が自然に発動してきます。
その3つのケアで『治るからだ』へとシフトすることをお勧めします。
まずは・・・
ゆるめるてみよう
カラダとこころの緊張をほぐし、穏やかでリラックスした状態とはどんな状態を言いますか?
ストレスを解放し、不眠・不満・不安・神経疲労・気分の落ち込みなどの改善をして、気分の安定へと導く。
お昼は元気に活動し、夜はゆっくりと深い休息が出来るリズムがつくと、胃や腸の不調も何となく和らげ、ホルモンバランスが調整されていきます。
そうなることで免疫力も上がっていき治癒の要のケアとなることがゆるめる行為です。
中も外も温めてみる
カラダの中と外。
両側から温めることで、隅々まで血液を行き渡らせ、全身の細胞一つひとつを元気にさせます。
冷えを解消し、特に下半身を温めることで『頭寒足熱』の状態を作り、カラダもこころも安定させます。
特に、婦人科系の不調に必須なケアですので女性は思春期からはとっても大事だと意識されるといいと思います。
それらが結果巡らせる
ゆるまったカラダを温めることで自然と巡るカラダに変わってく・・・。
余分なモノが入りにくく、溜めてしまった要らないモノをスムーズに排出できる巡りの良いカラダをつくる。
すると、むくみや疲労を取り除き、便秘やアレルギー体質、自己免疫疾患の改善、精神の安定にもよく、腸内環境を整え、リンパの流れを良くして、すっきりとした滞りのないカラダになる
カラダはややこしく難しいこともありますが、ケアとしての基本はこの3つが出来ていれば、循環するカラダになり治るカラダへと変わってきます。
カラダには『自然治癒力』というものが生まれながら備わっています。
これは全ての人の内側に標準装備されているもの。
そしてそれらのケアはそれぞれ、カラダの根本にアプローチするケアなのです。
ゆるめるケアは自律神経を整え、温めるケアは血流を良くし、細胞に酸素や栄養素・ホルモンを届けます。
巡らせるケアはリンパの流れを良くして結果、カラダの免疫力を高める仕組みが治癒なのです。
自律神経・内分泌ホルモン、人のカラダに備わっている『ホメオスタシス』の大事な要素。
『ホメオスタシス』は私たちのカラダの内部環境を一定の状態に保とうとする働きの事。
外界がどんな状態であろうと、一定の体温・脈拍・血圧・血糖値・ホルモンの種類や量など、いつも同じくらいに保つように働き、多少何かの変化があっても戻る力があるから、健やかなカラダでいられるのですね。
この戻れる力が『自然治癒力』です。
脳の中の視床下部という部位でコントロールされ
・カラダの機能を司る自律神経
・ホルモンの分泌を司る内分泌系
・免疫細胞の働きを司る免疫系
の3つのシステムがバランスよく保たれているとホメオスタシスが維持できて、治癒力の高い状態だと言えるのです。
そして東洋医学で良く言われる『気・血・水』という三大要素があります。
・『気」は神経活動や生命活動のエネルギー
・『血』は血液の巡りのこと
・『水』はリンパ液などを含む液体の巡りのこと
これらが過不足なく、バランスよく体内に巡っていることで健康が維持される。
ゆるめるケア・温めるケア・巡らせるケアは、生理学的にも東洋医学的にも、どちらも3つの要素が重なる部分があり、カラダを根本からサポートするケアと言う事が理解できたかと思います。
とてもシンプルなカラダケア。
カウンセリングで自分の芯の部分と触れ、それがアロマと共に共鳴する。
下半身をしっかり芯から温めるよもぎ蒸しでカラダはゆるまって、ロミロミで全身を巡らせる。
ロミロミの概念も同じです。
整えるケアに特別なモノは必要ないのですね。
必要なモノは『心地よさ』なのです。