人工閉経して気づき始めた更年期症状

こんにちは
アンティエールの三田です。

去年、乳がんに罹患して遺伝子変異が見つかり、今年の3月にはリスク低減卵巣卵管摘出手術をしたことで、人工閉経を迎えました。(乳がん体験のお話
50代のカラダにまだ微小の女性ホルモンが活躍してくれていたのですが、女性ホルモンががん細胞のエサとなるタイプと遺伝子変異から転移する恐れのある乳がんだったので、完全に女性ホルモンを取ることになりました。

その2ヵ月後、カラダのほてりを感じだし、季節の変わり目で暑さを感じてたのかと思いきや、ほてりの後に発汗をするようになったので、これが所謂『ホットフラッシュ』なんだと気づきました。

全身に一気に噴き出す汗。
そして数秒後には引いてくる・・・。
私の更年期症状はほてりからはじまったのです。

訴えが多い不調のベスト10

更年期の期間は閉経の前後5年ずつのトータル10年を意味しますが、私事でいえば、人工閉経をしたので残り5年と単純に構えています。

人によって期間や症状などの違いは出てきますが、時期が過ぎれば治まる症状もあったりしますから、そう怖がらずカラダが徐々に変化をする過渡期なんだと、ゆったりと構えていけたらと思います。
そんな時期に訪れる不調に
・めまい
・だるさや疲れやすさ
・頭痛
・のぼせにほてり・発汗
・関節痛
・肌の乾燥
・頻尿
・動悸・息切れ
・冷え
・肩凝り・腰痛
etc…書き出せばいろいろとまだあるでしょうけれど、代表的な症状は上記のような不調です。

何個当てはまりましたか?

今現在、私が人工閉経になって半年以上が過ぎて現れている症状は、
・ほてり・発汗
・疲れやすい
・関節痛
・冷え
・肩凝り・腰痛
などが目立つように現れだしました。

毎朝『あたたたっ…』と関節が音を出して訴えます。
左の首筋が凝りだして、腕を反対側に伸ばす時に詰まりを感じます。
握力も弱くなり、物を落とすようになりました。
こう書きだすと、カラダの衰えを感じますが、毎朝のジョギングは続いていますし、歩くスピードも速いまま。
疲れやすくはなりましたが、疲れを感じたら素直に休んでいます。
なので、変わりがないと言えば変わりなく、変わったと思えばカラダは変わってきました。

最初、関節が痛いと感じた時は、『何かしたかな?』と外傷的な事を考えたりしていましたが、思い当たることもなく、首筋のコリもそんな感じです『。何をして、そうなったのだろう?』と思っても何もない。

私のカラダで変わったことは女性ホルモンがなくなったこと。
そう、この症状は何をしてではなく、ホルモンななくなったことへのカラダの変化だったのです。

だとしたら、うまく対処しながら過ごせばいいのだと、怖がらなくていいのだと思ったのです。

更年期には終わりがある

更年期の症状には個人差が大きいですが、全く自覚がない人・ごく軽い人・日常に支障を来す人それぞれいます。
診療を受けて治療法を駆使しても思うような改善がしない人もいます。
更年期はカラダの過渡期にいます。
この期間に生じる女性ホルモンの分泌量の急な減少や乱高下が更年期症状の原因なので、
今、まさに渦中にいて辛いと感じているでしょう。
けれど、その移行には終わりがあります。

カラダの中で、女性ホルモンの分泌が終了するとカラダは自然と慣れて安定してくるのです。
カラダは誰しも順応する力を持って居ますので、慣れるまでの間をどうすごすかだけなのです。

ただ、更年期の年代はあらゆる面で、人生の過渡期にも値します。
ただの症状なのか?
身の回りの問題なのか?
ごちゃまぜになりそうですが、整理して向き合うと辛いと言われる更年期が、そうでもないかも!っと過ごせることかもしれません。

そう捉えると楽かもしれませんよ。