カラダを触るとすべてを教えてくれる

カラダのセルフケアをしているときに、思い出した感情があります。

こんにちは
アンティエールの三田です。

遡ること、妊娠前まで自分のカラダに気を使い、セルフケアもまめに行っていたのが、産後から病を患うまで、念真に自分のカラダを愛でるのを遠ざかっていました。
時々思い出したようにケアをしつつも、意識は他のことに気を取られ、疲れて寝てしまうこともしばしば。
こんなことしてたら病気を招くかも・・・と思ってたら乳がんを患って胸を失うことになったのです。

乳がんが発覚し、治療が始まるまでの長い時間を今更ながら遅いよ!って自分に突っ込みながらセルフケアを始めました。
代謝を促すのによもぎ蒸しに蒸され、顔や頭からどんどん汗を垂らしながら1時間
YouTubeでエクササイズとストレッチをして仕上げは筋トレを少しして
最後のクールダウンにはひまし油湿布で休息をするのが、日課になりました。
そんな日課を続けていたら、妊娠前の自分を思い出したのです。

自分が好きだった

自分に向き合うことで、自分を愛でると言う事ができるようになったのです。

それまでは自分の時間を作るのはいけない事のように、自分をないがしろにし、自分で自分を責めていたようにも思います。
結婚し、子どもを育て、母として妻としてなんて考えて、一生懸命にやってたんだと思います。
器用に手抜きをしながらやればよかったものを、人からは一生懸命になりすぎるなんて言われ、手を抜いてるつもりでもそうじゃなかったのでしょう。
自分では気づかない思考の癖が、麻痺させていたのでしょう。
自分に集中し、自分にも気づかなかったココロの奥深くに隠れていた本音がふつふつと思い出したのです。

本音に気づいたら変わり時

自分の本音に気付くことは、自分を愛でる第一歩。

本音に気付くというのは、触ったカラダの感触が、今の自分の本音を教えてくれるからで、カラダに触れ続けることで日々のカラダの変化がわかるようになります。

ヒンヤリしていたお腹がマッサージによって少し温かくなり、硬かったお腹がマッサージによってゴロゴロ鳴りだしたり・・・
ほんのわずかなカラダの変化でも、日々手で触っているからこそ気づけるようになるのです。

ケアは自分自身との対話の時間

自分が好き?
自分を大切にしている?
今、何がしたいのか分かってる?

カラダのケアなんだけれど、この言葉を投げかけるとどのような言葉で返しますか?
極端に自分を嫌いになれば、おのずと自分をぞんざいに扱うようになります。
自分を責め、ひどい言葉を自分に投げかけてしまう。
ひどく行き過ぎると、メンタルを病んだり、カラダを壊したりしてしまうかもしれません。(私のように…)
自分はダメだと思い、自分を攻撃する状態が続いた時こそ、自己防衛をするために自分を愛したいという欲求が働き始めます。

本来、私たちは自分を愛するために生まれてきます。

自分のカラダとココロは命を守るために奮闘し、自分自身を大切に扱かってもらうために、カラダは様々なサインを出して、必死に伝え続けているのです。

そのサインの一つが、幸福感や安心感などの『オキシトシン』や『セロトニン』といったホルモンの分泌です。

一つひとつの細胞が応えてくれる愛しい細胞です。

自分を愛でるとどうなると思いますか?

心からの安堵感
自分に優しくなり
このままで良いと、ありのままを受け止められるのです。

すると、
今よりももっと素敵になりたい!
新たなチャレンジがしたい!など
やる気が満ち溢れてくるのです。

自分のカラダはなんて言ってきますか?
じっくりと聞いてみませんか?